産婦人科医として見つけた課題を政治の力で解決したい!妊娠・出産・子育てが安心してできる長崎県へ 日本維新の会・野口まさし氏インタビュー(PR)

長崎県で産婦人科医として働く、野口まさし(のぐち・まさし)さん。日本維新の会に所属しており、32歳という若さです。党長崎県総支部副幹事長として日々活動を続けています。

「産婦人科医として働き続ければ良いのに、リスクをとって政治家を志す必要はあるのか?」と周囲に言われたことがあるとのこと。しかし、野口さんは政治家として「安心して出産や育児ができる長崎県にしたい!」と強く訴えます。

野口さんが考える「ひとりの医師としては解決できない問題」や「長崎県の課題をどのような政策で解決していくか」について、お話を伺いました。

ひとりの医者として解決できない問題を解決したい

選挙ドットコム編集部(以下、編集部):

長崎県政に挑戦しようと思った理由を教えてください。

野口まさし氏(以下、野口氏):

「より多くの人を救いたい!」と思ったからです。産婦人科医として働く中で、女性が妊娠中や子育て中に感じている困りごとを、解決できるように力になりたいと考えていました。しかし産婦人科医としてサポートできることに限界を感じ、県政へ挑戦する決意を固めました。

編集部:

たとえば女性のどんな困りごとを、政治家として解決したいと考えていますか?

野口氏:

産後うつを社会全体でしっかり支える基盤を作りたいと思っています。産婦人科医である私達は、産後1ヶ月後の健診以降はフォローするのが難しいのが現状です。よって、産後うつになると、最悪の場合は自殺してしまうケースもあります。

核家族化が進む中で、誰にも相談できずに一人で育児に悩む母親が増えているので、産後うつの予備軍も多いはずです。産婦人科医になって、産後うつになってしまう女性の問題を痛感しました。産婦人科医では手が届かない課題を、政治家になって解決したいです。

編集部:

ありがとうございます。では、産後うつになってしまう女性を減らすために、どのような政策をお考えでしょうか?

野口氏:

まずは、産後ケアを充実させたいと考えております。産後ケアを受けるための申請を簡単にしたり、誰でも気軽にオンラインで専門家へ相談しやすい環境を作りたいです。

産後ケアの利用申請は紙ベースな上に複雑なため、子どもを産んだばかりで体がきつい時期に申請しにくいです。また、病院が空いていない時間でもオンラインで相談ができると、母親のストレス軽減にも繋がります。

私は長崎が大好きな産婦人科医です!

編集部:

なぜ他の自治体ではなく、長崎市で活動を行っているのでしょうか?

野口氏:

長崎市が好きだからです。6歳から26年間長崎市に住んでいて、慣れ親しんでいます。いずれ国政に進出することも考えていますが、まずは大好きな故郷を盛り上げたいです。長崎県は若い政治家が少ないので、私がその代表として若い力を呼び込みたいですね。

編集部:

市政ではなく県政を目指すんですね

野口氏:

長崎県全体を、誇れる場所にしたいと考えています。長崎県は地形が複雑で、離島も多く、県の中でも地域によって様々な特色があり、抱えている問題も様々。「多様性を尊重した政治家になりたい!」と思ったので、県政への挑戦を決意しました。

編集部:

「長崎県が好き」とおっしゃっていましたが、具体的にはどこが好きですか?

野口氏:

私にとって生活しやすい場所で、長崎県の雰囲気が好きです。私はラーメンが大好きですが、お気に入りのラーメン屋がいくつもあります。私が生活する長崎市は生活圏がコンパクトにまとまっており、便利なので困ることがありません。

また、長崎市のシンボルでもある稲佐山を背景に、港町に雨がシトシト降る様子も気に入っています。小さい頃から慣れ親しんでいて、物心がついた時から長崎県は大好きな場所なんです。

編集部:

ありがとうございます。野口さんの長崎に対する愛がとても伝わってきました。また、運動が趣味とのことですが、チャレンジしていることはありますか?

野口氏:

筋トレやランニングです。パーソナルトレーナーについてもらってトレーニングをしたり、24時間営業のトレーニングジムで体を鍛えています。昔からバスケットボールをやっていたので、運動が大好きです。

また、産婦人科医は命の誕生に携わる仕事です。ときには全力でダッシュしたり、妊婦さんを抱えたり、体力が必要になります。最近は2歳になった私の子どもを抱えて、息が上がるほど長い神社の階段を駆け上がりました。

トレーニングで培った体力を活かして、政治家として長崎県のために尽力したいです。

妊娠・出産・子育てに関わるあらゆる負担をサポートして暮らしやすい街へ

編集部:

野口さんの政策は、若者向けのものが多いですね。

野口氏:

若者向けの政策で、社会全体を良い方向に変えられると考えているからです。妊娠・出産・子育てに関する制度が充実し、長崎県が子育てしやすい街になったとします。すると、長崎県から一度は離れてしまった子育て世代の人たちも戻ってくるかもしれません。

人が増えれば納税者も増え、社会の機能は維持されます。人口減少が著しい長崎県は人口を維持しないと、将来を見据えた時に県の社会福祉サービスが維持できなくなる可能性もあるんです。

だからこそ、若者向けの政策で長崎県全体を救いたいと考えています。若い世代が住みたくなる長崎は全ての人にとって住みやすい長崎になると信じています。

編集部:

ありがとうございます。では、子育て世代の方々が安心して暮らすために、どんな政策をお考えでしょうか?

野口氏:

子育てに関する、費用負担を減らしたいです。たとえば現時点では、以下のような政策を考えています。

・妊婦健診の無償化
・妊婦健診時の交通費負担の軽減
・出産費用の負担軽減(出産育児一時金に追加して)
・18歳までの子どもの医療費無償化
・0〜2歳の保育料無償化(第1子から)
など

現在ほとんどの自治体で、妊婦健診の公費負担の助成回数は14回程度ですが、必要最低限の補助であり、妊婦さんの手出しが大体3,000〜5,000円程度、毎回かかることが一般的です。

子育てにかかる金銭的負担を自治体ができる範囲で軽減し、妊娠・出産・育児をしていくうえでの不安を少しでも減らしていければと考えています。

編集部:

県が子育て費用を負担する場合、お金の問題が出てきそうですね。

野口氏:

個人的には財源の無駄を削ることから始めたいと考えています。長崎県の人口は減っているのですが、議員の数は変わっておりません。さらに長期間、議員報酬の見直しもされていない状況です。

なので、最初に議員定数や議員報酬を現状に則したものに見直す必要があります。「政治家が身を切る」というのは、日本維新の会でも大事な考え方です。政治家がまず覚悟を示した上で、長崎の良さを損なわないように、行財政改革を行うことによって財源は生み出せます。

編集部:

では、子育て支援の他に、どのような政策をお考えですか?

野口氏:

若者や子育て世代の家賃を補助したり、スポーツで長崎県を盛り上げたいと思います。私が普段住んでいる長崎市は中心部に山が多くて、交通面でやや不便な郊外や斜面地は家賃が比較的安く、生活しやすい平地の家賃が高くなる傾向にあります。

「長崎県で働きたい!」という人が住みやすいように、家賃負担を軽減したいと考えています。

また、スポーツも地域の活性化に役立ちます。たとえばサッカーが盛んなイングランドでは、サッカースタジアムがある街の人口をはるかに超える人が週末になるとサッカー観戦に訪れたりします。

長崎にはプロサッカーチームとプロバスケットボールチームがあり、両方の本拠地となる新たなスタジアムとアリーナを含む複合施設を長崎市で建造中です。スポーツを中心にした地方創生を官民両軸でやっていきたいと考えています。

我が子を取り上げるのは男性産婦人科医の醍醐味かもしれません

ひとりの医師として救える命も大事にしたいが、もっと多くの人を救いたい

編集部:

最後に、野口さんが目指す理想的な政治家像を教えてください。

野口氏:

私は産婦人科医として働く中で見つけた課題を、必ず解決したいと考えています。ひとりの産婦人科医としては解決できない社会が抱える課題を、政治家として解決していきたいです。

妊娠・出産・子育てが安心してできる長崎を目指すことによって人口を増加させ、私の故郷であり、愛する長崎を次世代につなげ、誇れる街にします。32歳という若さも武器にして、医療の現場にとどまらず、政治の力によって救える多くの人を救いたいです。

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