元行政長官の息子のアカウント盗用

他人の航空会社のアカウントを盗用した男に80時間の社会奉仕令が言い渡された。2月22日の香港メディアによると、被告(22歳)は正社員ではなかったものの2019年に香港快運(香港エクスプレス)に地上職として勤務しており、その立場を利用して会社のパソコンからある人物のアカウントにアクセスした。そしてアカウントネームを改ざんしたほか、約3000ドルの航空券を購入したという。被告はコンピューターを不誠実に使用したとの罪状を認めており、弁護側は被告は心から反省していると主張。同日に東区裁判法院で開かれた裁判で80時間の社会奉仕令が言い渡された。以前にも香港で同様の事件はあったが、今回は被害者が元行政長官の梁振英氏の息子だったことから注目を集めた。

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