襲ってきた会社員、通行人の女性切った5分後に男性切る 再逮捕へ さらに同じ日、歩道で男性切っていた

川口連続切り付け、横浜の男再逮捕へ

 埼玉県川口市の歩道で1日、通行人の女性(61)と男性(45)が刃物のようなもので切り付けられた事件で、県警は24日にも、男性に対する傷害の疑いで、会社員の男(62)=神奈川県横浜市保土ケ谷区瀬戸ケ谷町=を再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、男は1日午後6時25分ごろ、川口市末広1丁目の歩道を歩いて通行していた男性の左脚をすれ違い様に刃物のようなもので切り付け、けがをさせた疑いが持たれている。

 現場周辺の防犯カメラの精査などから男性に対する犯行を特定したとみられる。同市末広1丁目地内では、男性が切られる約5分前にも女性が同様の被害に遭っていて、県警は男が関与しているとみて捜査を進めている。

 男は同日、横浜市保土ケ谷区の歩道で男性の太ももを切り付けたとして、4日に神奈川県警に傷害容疑で逮捕されていた。

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