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2023年2月25日に公開された動画ではゲストに社会民主党衆院議員の新垣邦男氏をお招きし、沖縄2区での社民党の強さと福島瑞穂党首の人物像について語っていただきました。
社民党が7期連続で議席を守り続けた理由とは？
【このトピックのポイント】
・基地問題に悩まされる地域性が沖縄2区での社民党の強さの理由だった
・政治家に必要なのは想像力と当事者との対話。新垣氏「話を聞いて一緒に考えるのが政治」
・福島党首はこんな人「元気すぎる」「裏がない」「猪突猛進」「疲れたと言わない」
新垣氏のプロフィールは以下の通りです。
初めての北中城村村長選挙は「落選しても仕事はある」と、反対する家族に嘘をついての立候補だったとのことです。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして新垣氏に回答していただきました。
社民党が沖縄2区の議席を守れているワケは？
沖縄2区は照屋寛徳氏が6回連続で当選し、後継指名を受けた新垣氏も当選したことで7期連続で社民党が議席を守り続けています。
沖縄2区は沖縄の中部地域に位置し、普天間基地と嘉手納基地を有する地域です。住民は基地にまつわる爆音・騒音問題、悪臭問題、そして多発する事件・事故に悩まされており、照屋氏はそのことを「本土は雪が降るけど沖縄ではヘリが降る」と表現したとのことです。
そのように基地問題に悩まされている地域ゆえに「基地に反対する候補者は沖縄2区では強い」と新垣氏はコメントしました。
基地被害の例について新垣氏は嘉手納基地を挙げ、「朝から大型戦闘機のエンジン調整が1時間ほど行われ、寝ている場合でもないし燃料の悪臭も出ていて大変」と語りました。
また、最近では人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物が基地周辺において高い濃度で検出されるといった問題も指摘されています。
一方で新垣氏は国会で沖縄の基地問題がなかなか議論されず、もどかしい思いをしたとのことです。国会で取り上げられない理由として新垣氏は多くの国会議員が直接基地被害を体験していないことを指摘。「自分事として受け止められていないのでは」とコメントしました。
MC鈴木邦和「政治家は想像力が求められる。全部経験できるわけではないからその分想像しないといけないと思います」
新垣氏「想像しないといけないし、当事者の話を聞かないと自分の身になって考えられない。原発やLGBTもそう。話を聞いて一緒に考えないと政治には反映できないと思います。」
福島瑞穂党首ってどんな人？
2023年2月8日、福島みずほ氏は在職25年の「永年在職表彰」を受けました。野党の女性議員では1994年の土井たか子氏以来のことです。
福島氏について新垣氏は「非常に元気すぎる」「裏でも元気すぎて裏がないんじゃないかな」とのこと。見た目通りのエネルギッシュな人物のようです。
さらに新垣氏は「嫌だとか疲れたとか絶対に言わない人」とコメント。MC鈴木に「1年間福島さんと同じスケジュールで同行すると言われたら？」と聞かれると「私は行かない。ついていけない」ときっぱり拒否しました。
また、猪突猛進で物事にまっすぐ取り組む姿勢も福島氏の特徴とのこと。そのまっすぐさゆえに、連立政権で大臣を務めた際には普天間基地の辺野古移設に反対し、大臣を罷免されるということもありました。
MC鈴木「この時は筋を通されたいうことだと思いますが、福島さんは筋を大事にされる方ですよね」
新垣氏「我々沖縄の人間からすると言うべきことを言ってくれたというか。福島さんの強さですよね」
最後に「まっすぐすぎて融通が利かないこともある」と笑って答えた新垣氏。福島氏を支える副党首の顔を垣間見せました。
動画本編はこちら！
沖縄2区は7期連続で社民党が議席を守る！なぜこんなに強いの？
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