シーガルズ、攻守に振るわず 埼玉上尾に0―3、連勝逃す

第3セット、岡山シーガルズの川島亜依美(右から2人目)の速攻がシャットアウトされ、13―18とされる=ヴィクトリーナ・ウインク体育館

 バレーボールのV1は25日、兵庫県姫路市のヴィクトリーナ・ウインク体育館などで行われ、女子で11位の岡山シーガルズは3位埼玉上尾に0―3で敗れ、2連勝はならなかった。通算6勝19敗(勝ち点21)で順位は変わらなかった。

 シーガルズは攻守に振るわず各セットを大差で失った。第3セットはこのセットから先発した川島の速攻や高柳の軟打などで中盤まで競り合ったものの、最後は16―25と突き放された。

 2位東レが4位NECに3―1で逆転勝ちし、12位姫路に1―3で敗れたJTと入れ替わって首位に浮上。5位久光は6位トヨタ車体をストレートで退けた。

埼玉上尾3―0岡山シーガルズ

25―15

25―14

25―16

 【評】岡山シーガルズは3セットとも10点台に抑え込まれ完敗した。中本、佐伯の両レフトがサーブで狙われ、得点力が低下。アタック決定率は相手を15ポイントも下回る24.8%で今季ワースト2だった。守備の対応でも後手に回り、攻守に精彩を欠いた。

 埼玉上尾は岩崎の巧みなトスワークが光り、12得点の佐藤(就実高出)ら4人が2桁得点をマークした。

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