1月のCPI伸び率、2・4%上昇

特区政府統計処が2月24日に発表した2023年1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2・4%上昇した。22年12月の伸び率2・0%よりも高かった。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は2・4%で、22年12月の伸び率2・0%よりも高かった。CPI伸び率が上昇したのは食品価格と電気料金の伸び幅が拡大したことによる。1月のCPI伸び率は項目別では、水道・電気・ガスなど光熱費が前年同期比20・6%、食品(外食含まず)が同6・0%、衣類・履物が同5・8%、外食とテークアウトが同4・4%、その他サービスが同2・0%、その他商品が同1・0%、交通費が同0・9%、酒とたばこが同0・8%、それぞれ上昇した。一方、耐久消費財が同2・2%、住宅が同0・1%下降した。しかし昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。

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