R’Qs MOTOR SPORTS、2023年も和田&城内のコンビで参戦。第3ドライバーに加納が加入

 2月26日、スーパーGT GT300クラスに参戦するR’Qs MOTOR SPORTSは、チームのFacebookページに2023年の参戦体制を掲載した。今季もメルセデスAMG GT3とヨコハマの組み合わせ、レギュラードライバーに今年そろって61歳になる和田久と城内政樹のコンビを継続する。さらに、第3ドライバーに加納政樹が加わることになった。

 2010年の鈴鹿戦からスーパーGTに参戦しているR’Qs MOTOR SPORTSは、2021年第6戦オートポリスでヒットされクラッシュ、さらに2022年は第2戦富士でクラッシュを喫するなど、このところ苦しいシーズンを強いられてきたが、それでも『走る事を、諦めない』というコンセプトのもと、さまざまな応援を得て第4戦富士に復活。その後はコンスタントに完走を続けてきた。

 迎える2023年に向けては、すでにスーパーGTの年間エントリーリストも出されているが、2月26日に改めてチームから体制発表がされた。今季も和田と城内のコンビを継続する一方、今季450kmレースが増えることから、新たに第3ドライバーとして2022年までArnage Racingから参戦していた加納政樹を加えることになった。世界で実績を残すドライバーの加入はチームにとって頼もしいものとなりそうだ。

「2023年シーズンもエントリーリストにチーム名を連ねることができホッとするとともに、しっかりと内容のあるレースをしなければならないと、気持ちを引き締めております」と黒田朋宏監督。

「2023年シーズンは450kmと距離の長いレースが5回あり、メンテナンスを同じくする50号車で長年ドライバーを務めてきた加納選手を第3ドライバーに迎え、派手さはなくとも着実に結果を残すレースをできるようにしたいと思っております」

「最終的に気がつけば良いボジションでゴールしている、そんなR’Qsを皆さんにお見せしたいです。本年度も引き続きR’Qsを応援してくださる企業スポンサーさま、個人スポンサーさま、ファンの皆さま、本当にありがとうございます。チーム一丸となって全力で頑張りますので応援よろしくお願いいたします」

 また、今年61歳となる和田は「今シーズンは450kmレースがさらに増え、オートポリスを含めて5回の長距離レースが予定されています。当然ドライバーに対する負担も増えます。そこで最強の助っ人、加納政樹選手を迎える運びとなりました」とコメントした。

「長年50号車のドライバーとして活躍していて、当チームにも馴染みの深いドライバーでもあり、速いことはもちろん、間近で見ていて非常にステディなドライビングを評価しています。今シーズン3人体制で挑むことになりました。新たなR’Os MOTOR SPORTS の門出となるので期待してください」

 また同じく61歳となる城内も「今シーズンはなんとか成織をアップしたいと考えています。弱小チームですが応援してくだされば幸いです。頑張ります」とコメントしている。

 そして、第3ドライバーとして加わることになった加納は「今シーズン、R’Os MOTOR SPORTSの第3ドライバーとして450Kmレースを戦わせていただくことになりました。まずは関係各位の皆さまに感謝いたします」と語った。

「大先輩である和田選手、城内選手とともに、メンテナンスがArnage Racingということもありメカニックも去年までの顔ぶれが多く、慣れ親しんだ体制でもあります。チーム一丸で頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」

 チーム体制は下記のとおりだ。

チーム名:R’Os MOTOR SPORTS
参戦クラス:スーパーGT GT300クラス
監督:黒田朋宏
ドライバー:和田久/城内政樹/加納政樹
車両名称:R’Qs AMG GT3
カーナンバー:22
タイヤメーカー:ヨコハマ
車両メンテナンス:Arnage Racing

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