パルスエイトがハイテックGPのタイトルスポンサーに就任。チーム名も変更/FIA F2

 イギリスの映像・音響機器メーカー『パルスエイト』が、FIA F2やFIA F3に参戦するハイテックGPのタイトルスポンサー就任を発表した。パルスエイトのタイトルスポンサー就任にともない、2023年シーズンの同チームは『ハイテック・パルスエイト』という名称で活動することとなった。

 2002年に創設され、イギリスF3などを中心に活動したハイテック・レーシングを源流する同チームは、2015年にかつてレッドブル・ジュニア・チームにも所属した元レーシングドライバーのオリバー・オークスがチーム代表に就任し、チーム名を『ハイテックGP』に変更。以降、2016年よりFIAヨーロピアンF3選手権、2019年よりFIA F3、そして2020年よりFIA F2へと、急速に活動の幅を広げているレーシングチームだ。また、幾度となくF1参入も噂されたチームでもある。

 そんなハイテックGPのタイトルスポンサーにイギリスの映像・音響機器メーカー『パルスエイト』が就任。現状、契約は2023年限りのようだが、チーム名は『ハイテック・パルスエイト』となる。また、パルスエイト傘下のオーディオブランド、『ガロ・アコースティック』がアソシエイトスポンサーとして同チームをサポートすることも明らかにされた。

 パルスエイトのマーティン・エリスCEOは、「ハイテックGPと提携し、イギリスのエンジニアリング企業2社が協力し、偉大なことを成し遂げるパワーを、ユーザーやパートナーに示すことができることに興奮している。そして、このパートナーシップにより、エンドユーザーとディーラーベースにブランドエンゲージメントの機会がもたらされることを楽しみにしている」と、コメント。

 また、ハイテックGPのチーム代表オリバー・オークスは、「2023年シーズンのタイトルスポンサーとしてパルスエイトを迎えることができ、大変うれしく思っている。同じイギリス企業が我々をサポートしてくれることは素晴らしいことであり、ハイテック・パルスエイトの成功を楽しみにしている」と語った。

 2023年シーズン、ハイテック・パルスエイトはFIA F2でレッドブル育成のジャック・クロフォードとアイザック・ハジャルを起用。FIA F3ではレッドブル育成のセバスチャン・モントーヤ、アルピーヌ育成のガブリエレ・ミニを含む3名で挑む予定だ。

FIA F2プレシーズンテスト ジャック・クロフォード(ハイテック・パルスエイト)
FIA F2プレシーズンテスト アイザック・ハジャル(ハイテック・パルスエイト)
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