春の足音を感じる縁起物!この時期だけの「新芽わかめ」

2月ももう間もなく終わり。

そろそろ春がやってきそうな季節です。

そんな中、広島ホームテレビの八幡アナがやってきたのは、広島県呉市阿賀にあるわかめ漁場です。

広島の「春の足音」といえば…

漁師さんたちが海から引き上げているこの「新芽わかめ」です!

3月~5月のわかめの収穫期に先駆けて、1月~2月中旬のこの時期だけ、漁師さんたちが手作業で収穫する若い貴重なわかめを「新芽わかめ」といいます。

通常わかめは新芽で摘むことなく成長させるので、新芽わかめは収穫量がごくわずかでとても希少なもの。

黒瀬川の栄養たっぷりの水が流れ込む海で育った新芽わかめは、鮮度を落とさないように水揚げしてすぐゆで上げる「浜ゆで」を行います。

そしておよそ90度の蒸気で30分間じっくり乾燥させます。

では、鮮度抜群の新芽わかめをしゃぶしゃぶでいただいてみましょう!

お湯にくぐらせた新芽わかめをぽん酢につけて…

八幡アナ「う~ん、やわらかい!でも茎はコリコリという歯ごたえもあって、ミル貝のようなアワビのような、優しい甘さを感じます」

水産加工会社なだやの中本康久社長は、「商品は乾燥しているので、1年中食べることができます。新芽わかめを湯豆腐、牛しゃぶ、豚しゃぶ、海鮮しゃぶしゃぶなど、どれに使ってもおいしい」と太鼓判!

新芽しゃぶしゃぶわかめ20g 税込594円

新芽わかめをしゃぶしゃぶにちょうどいいサイズにカットした「新芽しゃぶしゃぶわかめ」。

1年の早い時期に芽を出して自然に育っていくわかめは、古くから縁起のいい食べ物と考えられてきました。

この時期だけの春を感じる新芽わかめ。縁起物として召し上がってみては?

広島ホームテレビ『5up!』(2023年2月24日放送)
「ググッと瀬戸内」

ひろしまリード編集部
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