府中町の商業施設で男性を暴行するなどして特定少年として県内ではじめて起訴された男の初公判が開かれ、被告の男は起訴内容を認めました。
東区の無職の男（１９）は去年６月、少年ら５人と共謀し府中町の商業施設の立体駐車場の屋上で男性（当時１９歳）を取り囲み暴行を加えた傷害などの罪に問われています。男性（当時１９歳）は暴行から逃れるために屋上から飛び降り、左目を失明するなどの後遺症が残っています。
２７日の初公判で被告は起訴内容を認めました。
検察は「男性（当時１９歳）に暴行を加え立体駐車場のスロープを乗り越えることを余儀なくさせた」などと指摘。
一方で弁護側は「被告が日常的に職場で受けていた暴行が被告の行動に影響した」などと主張しました。
裁判は次回で結審し来月７日を予定しています。
