世界初 広島大などが発表 台風の建物損害額を空撮画像で割り出す

台風による建物の損害額を航空写真などの画像から割り出す世界初の手法を広島大学などが開発し発表しました。

共同開発したのは広島大学とあいおいニッセイ同和損保です。台風などの災害で屋根が飛ぶなど建物に被害が出た場合、火災保険の損害額を割り出すには訪問調査などが必要で、支払いまでに時間がかかることが課題となっています。

あいおいニッセイ同和損保 多嘉良朝恭さん「被害の重い地域軽い地域が可視化されるのでメリハリの効いた損害調査が可能。効率化にもつながる」

こうした手法を使うと建物被害をAI技術で自動解析することも可能で、今年度中の運用を目指しているということです。

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