大規模買収事件で…「在宅起訴」藤田広島市議が引退を表明 広島

河井夫妻による大規模買収事件をめぐり、公職選挙法違反の罪で在宅起訴されている広島市議会の元議長が政界引退を明らかにしました。

広島市議会 藤田博之議員「今期限り任期満了をもって市議会議員を引退することを決しました。河井事件は河井事件で真実を求めてたたかう」

藤田博之議員は2019年の参議院選挙を巡る大規模買収事件で、河井克行元法務大臣からあわせて現金70万円を受け取ったとして公職選挙法違反の罪で在宅起訴されています。

会見では、高齢のため体力的な限界を感じているとし、4月の統一地方選挙には出馬せず議員を引退する考えを明らかにしました。

そのうえで、「河井事件については自らの潔白を証明したい」とし、今後裁判で争っていく姿勢を示しています。

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