栃木県立高入試の出願変更締め切り 普通科最高は宇都宮北の1.57倍

県立高全日制の出願結果結果

 2023年度栃木県立高全日制入試で一般選抜の出願変更が27日、締め切られた。県教委によると、238人が出願を変更し、16人が受験を取りやめた。一般選抜の定員8017人に対する出願者数は8699人。最終出願倍率は1.09倍で21日の出願時と同じだった。倍率は過去10年で最も低かった。

 一般選抜を実施する58校114系・科のうち、36校47系・科で出願者が増加した。最も増えたのは黒羽高普通科の9人増。一方、33校48系・科は出願者が減った。減少幅は宇都宮北高普通科の12人減が最大だった。

 出願倍率が1.5倍以上となったのは4校9科。最高は宇都宮白楊高農業経営科の1.81倍、普通科では宇都宮北高の1.57倍。一方、定員に達せず1倍未満となったのは31校49科で、前年度より12校15科増えた。

 学悠館高定時制のフレックス特別選抜も27日、出願が締め切られ、定員計100人に対して174人が出願し、3科全体の倍率は前年度比0.14ポイント増の1.74倍だった。

 全日制一般選抜の学力検査と、定時制フレックス特別選抜の面接と作文は3月8日に実施する。合格者はいずれも同14日に発表される。

学悠館高定時制フレックス特別選抜出願状況

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