丈夫に育て! 中学生が「麦踏み」体験 広島

秋にまいた麦がさらに丈夫に育つように行う「麦踏み」。あまり馴染みのない農作業を中学生が体験しました。

この麦は安佐北区安佐町にある休耕田を利用し、去年12月に植えられました。

28日の「麦踏み」体験の授業では清和中学校1年生が元気よく麦を踏みつけました。「麦踏み」は秋に蒔いた麦が発芽した後、足で踏みつけていく昔ながらの農法です。踏まれると根元から茎が分かれて伸びてきて、根の張りもよくなるということです。

生徒たちはクイズやゲームをしながら麦踏みを楽しんでいました。

体験した生徒「興味がわきました。想像していたよりも柔らかくて踏みやすかった」「麦は踏まれて強くなるので僕たちもどんどん経験して強くなりたい」

麦は4、5日で立ち上がってくるということで6月ごろに収穫されます。

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