「東広島・安芸バイパス」が、3月に全線開通するのを前に27日、トンネルでの防災訓練がありました。
訓練(通報)
「事故車両の間から白い煙が見えます」
訓練は、トンネルの中でトラックに軽自動車が追突したという想定で行われました。消防車などが駆け付け、自力で脱出できないドライバーを救出し、消火活動が行われました。
訓練があった大山トンネルは、中に広島市安芸区と東広島市の境界があります。訓練には、2つの市の消防や警察などからあわせて45人が参加しました。
東広島・安芸バイパスは全長17.3キロ。3月19日に全線開通する予定です。
広島国道事務所 神田忠士 所長
「今の国道2号は曲がりくねって、幅がせまい。このバイパスで曲がりくねった道がなくなる」
供用開始で名前は、「東広島バイパス」に統一されます。「西条バイパス」に接続し、広島市と東広島市の中心部を結ぶ時間はおよそ30分短くなるということです。