春季キャンプを終えた横浜DeNAは28日、横浜スタジアムで今季初の全体練習を行った。選手らはフリー打撃やキャッチボールなどで約2時間半調整。三浦大輔監督(49)は「また次の段階に入っていく。しっかり準備していきたい」と約1カ月後に迫るシーズン開幕を見据えた。
脚の張りで26日の巨人戦を欠場した佐野や、キャンプ途中からチーム練習を外れていた新外国人のアンバギーも打撃練習で快音を響かせた。ドラフト1位の松尾(大阪桐蔭高)ら新人4選手はキャンプから引き続き1軍に同行している。
2年目の小園は沖縄で2度の対外試合に登板して計3イニング無失点。ルーキーイヤーの昨季はキャンプ後にファームに合流し、1軍登板はなかった。「初めてハマスタで練習して、ここで投げたい思いがすごく強くなった。開幕までしっかり1軍で結果を出して残っていきたい」と意気込んだ。
2日の春季教育リーグロッテ戦(横須賀)はガゼルマンのほか、入江、ドラフト2位の吉野(トヨタ自動車)、同5位の橋本(慶大)が登板する予定。プロ初の実戦登板となった21日の楽天戦で1回無失点だった吉野は、「ここからはふるいにかけられる。しっかり自分の力で(ポジションを)勝ち取っていきたい」と気合を入れ直した。