高次脳機能障害 宮崎県が対応可能な医療機関公開

当事者の受診につなげようと、宮崎県は高次脳機能障害を診断、診療できる医療機関を調査し、HPでの公開を始めた=28日午後、県庁

 当事者が受診先を自ら探すのが難しい状況にあった高次脳機能障害について、県は28日、県内で診断、診療できる医療機関を調査し、「支援協力医療機関」として一覧を県ホームページ(HP)で公開した。同日時点で44施設が掲載され、それぞれ診療・サービスの内容などもまとめており、県は「今後随時更新して当事者に最新の情報を適切に届けるとともに、登録医療機関を増やし支援の網を広げたい」としている。

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