宮崎市のラーメン店、さいと子ども食堂に協力

ラーメン店が初協力して開催された西都市児童館の子ども食堂

 西都市児童館(児玉尚子館長)で25日、さいと子ども食堂(NPO法人さいと旗たて会主催)があった。宮崎市のラーメン店「ゼロイチ」が初めて協力し、出来たての本格的な一杯を提供。訪れた子どもたちを喜ばせた。
 同店オーナーの野脇達彦さん(41)の妻・千奈さん(41)が西都市出身の縁で「古里の子どもに笑顔を届けたい」と協力。親子連れら約80人に具だくさんの豚骨ラーメンを目の前で調理して提供した。味わった子どもたちは「すごくおいしい」と声を上げていた。
 食堂はコロナ禍でも安全な屋外であり、同市の妻高生、ダイナム宮崎西都店スタッフも接客などで協力。児玉館長は「温かい麺類を楽しめる機会とあって想定以上の参加申し込みがあった。協力は本当にありがたい」と感謝していた。

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