「かわいくて癒やされる」対馬・浅茅湾にイルカ 海保が撮影

巡視艇「なつぐも」の乗組員が確認したイルカ。巡視艇に近づき、遊ぶように泳いでいたという=対馬市、浅茅湾(対馬海上保安部提供)

 対馬中部の浅茅湾で、イルカ4、5頭が泳いでいるのを、対馬海上保安部の巡視艇「なつぐも」の乗組員が確認し、撮影した。対馬海保によると、浅茅湾内でイルカが確認されるのは珍しいという。
 2月25日午前11時20分ごろ、パトロール中のなつぐもが、対馬市美津島町竹敷付近から南方の樽ケ浜方面に向かっている際に、イルカを確認。イルカは当初、なつぐもの後方を泳いでたが、イルカの方から近づき、数分間、並行して遊ぶように泳いでいたという。
 対馬海保管理課の担当者は「確認場所は浅茅湾でもかなり入り込んだ場所で、イルカを見るのは珍しい。かわいくて癒やされる」と話した。

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