マスク令を撤廃、継続期間959日

特区政府は2月28日、959日間継続してきたマスク着用令を3月1日から撤廃すると発表。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)禍の3年間に及んだマスク生活は終わりを告げた。2月28日の香港メディアによると、李家超・行政長官は同日、3月1日から屋内、屋外、公共交通機関を含めてマスク令を全面撤廃すると発表。病院、老人ホームなどの高リスクの場所については行政指令によって処理し、責任者はその場にいる者や訪問客にマスク着用を要求することを可能とする。李長官はマスク令撤廃の時機を実際の状況と香港全体の利益に基づいて決めたと説明。2カ月前に問われた際に積極的に検討すると述べていたが、各種要素を考慮した後で現在が最良の時機と判断したという。マスク令撤廃後は国際イベントも再開されて香港は再生し、全面的な正常化後に香港の国際競争力が増強するとの期待を語った。

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