TGR TEAM SARD、2023年のスーパーGT参戦カラーリングを発表。昨年からリファイン

 3月1日、スーパーGT GT500クラスに参戦するTGR TEAM SARDは、2023年のDENSO KOBELCO SARD GR Supraのマシンカラーリングを発表した。今季も関口雄飛/中山雄一のふたりがドライブするが、昨年からカラーリングを継続。協賛する数社のロゴがリファインされた。

 スーパーGTの前身であるJGTC全日本GT選手権の初年度から参戦する古豪TGR TEAM SARDは、今季も脇阪寿一監督のもと、関口と中山がドライブ。昨年を上回る成績を目指し、今季は既報のとおり関口を良く知る柏木良仁チーフエンジニアが就任した。

 そんなDENSO KOBELCO SARD GR Supraだが、近年はホワイトをベースにデンソーのレッド、さらにコベルコのブルー、和光ケミカルのピンクを主体としたカラーリングを施しているが、今季のカラーリング自体は昨年から変更はなし。デンソー、コベルコ、和光ケミカル、テネコジャパンをはじめとした協賛各社のコーポレート&ブランドロゴが映えるデザインを継続し、各社ロゴの視認性とアイデンティティを重要視した。

 一方で今季は、テネコジャパンのロゴ、エヌイーダブリューの『INTERIOR GUARD』のロゴが新しくなり、コベルコの国内初の低CO2高炉鋼材『Kobenable Steel』ロゴ、今季新しくパートナーに加わったタイコエレクトロニクスジャパンのロゴ、およびサードの商品である『SARD DAMPER Produced by SARD×AISIN』のロゴが新たに加わった。

 ドライバーふたりが着用するレーシングスーツのデザインも、車両カラーリングに合わせトリコロールラインをシンプルに配し、協賛各社のロゴが映えるデザインとなった。

 新カラーリングは3月4〜5日に開催される鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デーでお披露目される予定。なおチームパートナーについては数社と交渉中であり、開幕までに数社が加わる予定となっているという。

TGR TEAM SARD

2023年スーパーGT参戦体制

チーム名:TGR TEAM SARD
車名:DENSO KOBELCO SARD GR Supra
ドライバー:関口雄飛/中山雄一
監督:脇阪寿一
タイヤ:ブリヂストン
チームオーナー:加藤眞
チーム代表:近藤尚史
チーフエンジニア:柏木良仁

DENSO KOBELCO SARD GR Supraの2023年カラーリング
関口雄飛と中山雄一が着用するレーシングスーツのデザイン。今季もP1アドバンスド・レースウェア製を使用する。

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