今季から契約フリーの西郷真央 1Wは「パラダイム」を選択

2023年の初戦に臨む西郷真央のクラブセッティングは?(撮影/村上航)

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 事前(1日)◇セントーサGC(シンガポール)◇6749yd(パー72)

シンガポール開催の米女子ツアーで今季初戦を迎える西郷真央。今季はクラブ契約フリーとなり「少しずつデータを集めて14本をそろえていきたい」と話すなかで、今週は新たな1Wを携えて世界のトッププロに挑む。

1Wはキャロウェイ「パラダイム トリプルダイヤモンド」を投入。ツアー仕様の「パラダイム トリプルダイヤモンドS」などもテストした上で、好みの打感や飛距離性能が決め手となった。「打感の良さにビックリ。もともとやわらかい打感と、球離れが早くないものが好きなんですが、それとマッチしていた。数値上で初速も出ていて飛距離も出やすい」とポイントを挙げる。

シャフトは振りやすさを重視して昨季から0.5インチ短い45インチにした。「バランスが軽くなって、振ったときにヘッドが遅れてくる感覚がなくなった。飛距離よりも振りやすさを追求すべきと思って選びました」

一方、アイアンは他社を試さず、契約先だったミズノの「JPX 923 FORGED」を継続使用。ウェッジも引き続き昨季5勝をともにした「ミズノプロ S18」を入れている。

また、キャディバッグやウェアは27日にパートナーシップ契約を発表したプーマに一新された。

2023年初戦のクラブセッティング(撮影/村上航)

<西郷真央のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンド(10.5度)
シャフト:UST マミヤ The ATTAS V2(重さ50g台、硬さS、長さ45インチ)
フェアウェイウッド:ピン G425 MAX(3番14.5度、5番17.5度)
ユーティリティ:ピン G425 ハイブリッド(4番22度、5番26度)
アイアン:ミズノ JPX 923 FORGED(6番-PW)
ウェッジ:ミズノプロ S18(50、54、58度)
パター:オデッセイ ホワイト・ホット OG ROSSIE
ボール:ブリヂストン ツアーB XS

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