関東は2日(木)午後に天気急変のおそれ 東京都心は夕方から風冷たく 週末以降は全国的に気温上昇

 2日(木)午後も、本州の日本海側は雨や雪が降りやすい見込み。北陸を中心に、今夜はじめ頃まで落雷や突風に注意が必要だ。太平洋側は天気の回復する地域が多いが、関東は今夜遅くにかけて、沿岸を中心ににわか雨や雷雨がある見通し。全国的にきのうより気温が大幅に下がり、昼すぎまで暖かい東京でも、夕方以降は冷たい北風が吹きそうだ。

■気温変化に注意 

 

 寒気の影響で、2日(木)午後は日本海側を中心に、変わりやすい空模様が続く見通し。東京など関東は昼過ぎまで気温が高くても、夕方以降は他の地域と同様に風が冷たくなるので注意が必要だ。なお、関東は今夜遅くにかけて、局地的に雨雲が発達するため、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要となる。

 あす3日(金)朝は、全国的にこの時季らしい冷え込みとなり、西日本は真冬並みの気温の所がありそうだ。霜に対する農作物の管理に注意が必要となる。ただ、日中は日本海側でも天気が回復して、3日(金)は東・西日本で晴れる所が多くなる見込み。

■季節先取り

 土日にかけては全国的に晴れる所が多くなり、各地で気温が上がってきそうだ。関東以西の各地は、花粉が非常に多く飛ぶ点が悩ましいが、昼間の空気そのものはマイルドなので、何とか利点を活かしたい。
 なお、来週前半にかけても天気の大きな崩れはなく、全国的に一段と気温が高くなる見込み。7日(火)と8日(水)は東京で20℃と、4月中旬並みまで上がりそうだ。

(気象予報士・高橋和也)

© 株式会社ウェザーマップ