桃の節句を前に、華やかなひな人形で古民家を彩るイベントが、広島・竹原市で開かれています。
観光客に「小京都」竹原を楽しんでもらおうと、17年前から始まった「たけはら町並み雛めぐり」。町並み保存地区にある古民家や店先には、色鮮やかなひな人形およそ150組が展示されています。ことしは3年ぶりの通常開催となりました。
中には、江戸中期に作られた貴重な享保雛や、関西で飾られていた御殿飾りなど、珍しいひな人形も展示してあります。訪れた家族連れは、いろいろな表情をしたひな人形を見たり、地元の小学生が奏でる琴の音色を聴いたりして楽しんでいました。
訪れた人たち
「一度にこんなにひな人形を見たことがなかったので、すごいなと思いました」
「わたしも知らないことがいっぱいあったので、いろんな人がこういうふうに見て、触れる機会がこれからもたくさんあるといいなと思います」
「たけはら町並み雛めぐり」は、今月21日まで開かれています。