渋野日向子はパーオン率に厳しい評価 「グリーンが大きいから乗っている」

右のミスが気になる(撮影/村上航)

スタートホールから耐える一日だった。今季2戦目を迎えた渋野日向子は2バーディ、2ボギー「72」で初日を終了。なかなかチャンスにつけられず、「すごく難しい一日だった」と話した。

開幕前に課題に挙げたパーオン率は66.66%(12/18)。「少ないなと感じます。ロングパットが多かったので、乗っているとはいえグリーンが大きいから乗っている感覚」と納得のいく内容には届いていない。

チャンスにつかず難しい一日(撮影/村上航)

「ショットがボロボロだったので…」と、スタート10番から2打目をバンカーに入れて3オン。5m近くのファーストパットを入れるナイスパーだった。13番(パー5)で3打目を2m弱につけて1つ目のバーディを獲ったが、表情は少し硬いまま。15番(パー3)も、20yd近くのバーディパットが残って3パットのボギーが出た。

ショットの右へのミスも気になった。後半8番(パー5)はティショットが右に曲がってカート道まで行き、2打目をフェアウェイに出して3オン2パットでスコアを伸ばせず。「右に行くことが多くて、気にして最後も左に行ってしまった」と、9番の2打目は左のラフから打たされた。「途中、確認しながらやっていましたが、最後までつかめず、すごくもどかしい中でやっていた」と振り返った。

パーオン「12H」は満足できない(撮影/村上航)

悪天候が予想された中、ホールアウトまで雨に降られなかっただけにイーブンパーのスコアも悔しい数字。「天気が持ってくれたので、アンダーを出したかった。あしたの天候の中でできることを、しっかりやりたい」と切り替えた。(シンガポール・セントーサ島/谷口愛純)

トップ、高くなってきた?(撮影/村上航)

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