児童が地震発生時の避難方法学ぶ/岡山市の小学校で訓練【岡山市】

東日本大震災から3月11日で12年を迎えるのを前に2日、震災を知らない小学生に地震発生時の避難方法を学んでもらおうと、岡山市中区の旭竜小学校で訓練が行われました。
訓練は岡山市消防局が行ったもので、全校児童139人が参加。和歌山県北部を震源とするマグニチュード8.0の南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で行われました。
3年生の教室では、東日本大震災のことを学ぶ動画を見ていたところ、緊急地震速報が鳴り響きました。
机の下に素早く隠れた児童たちは揺れが収まると、廊下に散乱したガラスの破片に気を付けながら校庭へ避難しました。
また、校舎内で発生した火事を駆け付けた消防署員が消火するとともに、逃げ遅れた教員を消防ヘリコプターやはしご車で救出しました。

© テレビせとうち株式会社