「ちょっとダフったんですが…」 古江彩佳が今季2度目のイーグルで3位発進

早くも今年2イーグル!(撮影/村上航)

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 初日(2日)◇セントーサGC(シンガポール)◇6749yd(パー72)

5番(パー5)、残り214ydの2打目を打った直後はヒヤッとした。「ちょっとダフったんですけど、うまくドローして乗りました」とボールは無事にグリーンをヒット。古江彩佳はイーグルパットを沈めると、4アンダー3位へと順位を上げた。

後半はショットも復調(撮影/村上航)

「思ったよりも少ない…。でも自分の飛距離にしたら、そんなもんなのかな」。昨年6回でストップしたイーグル数は、これで今季2つ目になった。開幕戦「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の2日目、15番(パー5)で「左右に落とすと難しい所だけど、うまくピンに寄ってくれた」と3Wのセカンドショットで狙い通りのイーグルを奪った。

この日も、左に池が絡む第2打を果敢に攻めて3mに2オン。「うまく入ってくれて良かったです」と、ボギーなしの1イーグル2バーディ「68」をマークした。

今週はパッティングの感触も悪くなさそう(撮影/村上航)

前週パッティングのショートに苦戦したグリーン上も、会場を変えて感覚がはまってきた。「前半は少しショットが乱れた」と15、16番と続けて20yd前後のバーディパットが残ったが、ジャストタッチで数十センチに寄せてパーセーブ。「うまくリカバリーできました」と笑顔を見せた。

同組のゾコル、ナイスプレー(撮影/村上航)

首位に立つエリザベス・ゾコルは、この日同組でプレー。「うまくついていけたと思います。あした以降も落ち着いて、しっかり自分のプレーができたら」とゾコルを追いかける。(シンガポール・セントーサ島/谷口愛純)

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