新野球場計画の調査費3,000万円 静岡県議会の委員会で可決 基本計画公表は予定より1年遅れに

浜松市の沿岸部に建設予定の野球場をめぐる2023年度予算案が、静岡県議会の建設委員会で3月2日、可決されました。

静岡県が浜松市の遠州灘海浜公園に建設する予定の野球場をめぐっては、球場の照明が絶滅危惧種のアカウミガメに影響を与えることが分かり、「ドーム型」か「照明のない野外球場」の2案に事実上、絞られています。

2日の県議会建設委員会では、野球場をはじめとする県の関係部局の2023年度予算案について採決され、全会一致で可決しました。「ドーム型」の建設事業費は、最大370億円と見込まれていて、県は財政負担を軽減するため民間資金を活用することを前提として調査費用として3,000万円を計上しました。

調査により、基本計画の公表は当初の予定より1年遅れ、2024年6月になるということです。

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