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2023年3月2日に公開された動画ではゲストに参政党参院議員の神谷宗幣氏をお招きし、統一地方選挙の展望や有名人候補の起用について語っていただきました。
参政党で公認候補となるための道のりとは？
【このトピックのポイント】
・参政党は大阪府知事選挙に吉野敏明氏を擁立。次の衆院選への布石としての狙いも
・統一地方選挙には現時点で240人の公認候補を立て200人の当選を目指す
・有名人候補の起用に関して神谷氏「有名なだけの人はいらない」とバッサリ
神谷氏のプロフィールは以下の通りです。
人生で一番辛かったことについて「親父が会社を倒産させた時。あの時と比べたら政治家の苦労なんて半分くらい」とのこと。神谷氏のバイタリティの根源はここにあるのかもしれません。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして神谷氏に回答していただきました。
統一地方選挙 ぶっちゃけ勝てるの？
2月24日、参政党は大阪府知事選挙で吉野敏明氏を公認候補とすることを発表し注目を集めました。
また、府内の中核市などの市議選候補として16人を公認し、統一地方選挙全体で240人の公認が決定しているとのことです。神谷氏は「来年の秋までに300人にしたい」とコメントしました。
大阪府知事選に候補を擁立した理由の1つが次の衆院選です。2022年の参院選で参政党が最も票を集めたのは関西でした。その関西の中心である大阪に注力することで、衆院選への足掛かりとしたいというのが神谷氏の考えのようです。
また、地方統一選挙の目玉選挙区を作ることで全国で選挙戦を戦う党員の士気を上げる狙いもあるとのこと。さらに、神谷氏としては大阪維新の外資を多分に誘致するようなスタイルに対し危機感を持っており「選挙を通じて訴えないといけない。府民の方も気づいていない」と語りました。
大阪で参政党が支持を集める理由について神谷氏は「参政党の気風」に言及しました。
神谷氏「中央政府におもねるのではなくダメなものはダメと言う」「反骨心というか、言いたいことははっきり言うぞというところが参政党とシンクロするのかもしれません」
ここでMC鈴木邦和が気になったのは240人もの公認候補を発掘したプロセスです。神谷氏によると公募から支部面談、本部面談、さらに神谷氏による事務局長面談があり、神谷氏は300人近くと面談を行ったとのことです。
最後に党員投票を行い、3分の2以上の賛成を得られなければ参政党の公認候補にはなれません。
MC鈴木「どういう人が落ちちゃうんですか？」
神谷氏「スピーチをちゃんと用意していなかったり原稿を読んでしまうと準備不足と見られて、それで落ちた方もいます」
これまで公認候補となった240人はこれらの厳しい選考を経ており、党としても期待の候補と言えそうです。神谷氏は「全体の8割、200人の当選者を出したい」と意気込みを語りました。
参政党にリクルートしたい有名人は？
他の政党では有名人を候補として擁立する動きがたびたび見られます。リクルートしたい有名人の条件として、神谷氏は「日本が好きな人」と「国際経験があること」を挙げました。
神谷氏「外から見た方が日本のことがわかるので、海外の経験を踏まえて日本のことを語っていただける方」「海外で活動されている方だと参政党とマッチするかと思います」
一方で神谷氏は「著名なだけの人はいりません」と断言。そのことに関しては党員もシビアな目で見ているようで「知名度だけのアイドルとか連れてきたら僕がクビになります」と笑顔でコメントしました。
ここで話題は参政党の党員に移ります。MC鈴木は選挙ドットコムが行った参院選時の投票マッチングを通して、参政党支持者の政策理解の深さを感じたとのこと。
巷では「カルト」「オーガニック右翼」と呼ばれることもある参政党ですが、神谷氏は「背景を理解すれは分かってもらえる」「ちゃんと政策を見て判断している人の支持を集めている自負はある」とコメントしました。
参政党の政策についてMC鈴木は「パッケージとして見たときに思想と一貫性がある」「骨太の考えがあるので全部を見たときに違和感がない」と評価。
それに対し神谷氏は「場当たり的に人を集めても烏合の衆になってしまう。最初は、政策や理念に共感してくれた人で核を作らないといけない。今はその段階」とコメントしました。
統一地方選挙では党勢拡大を計りつつも、今の最優先事項は党としての土台作りなのかもしれません。
動画本編はこちら！
参政党公認までの道のりは超シビア！神谷氏が面談でNGを出すのはどんな人？
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