静岡県立大学入試で出題ミス 英文の文法が不適切 受験者121人全員を正解に

静岡県立大学は2月25日に実施した看護学部の入試で出題ミスがあったと明らかにしました。

出題ミスがあったのは、2月25日に行われた看護学部看護学科の前期日程の入試問題です。出題した英文「What are you anything absorbed now?」の質問を日本語に訳し、日本語で答える問題で、この英文の文法が適切ではなかったということです。

3月1日、受験者からの問い合わせがあり、検証した結果、出題ミスだったことが判明しました。ミスがあった問題について、静岡県立大学は受験した121人全員を正解とし、得点を与えた上で合否判定をするとしています。

出題ミスがあったことを受けて、静岡県立大学の尾池和夫学長は、「このような事態を引き起こしたことを深く反省し、受験者及び保護者並びに関係者の皆様に、心よりお詫び申し上げます」とコメントを発表しています。

静岡県立大学はミスに至った原因を調査するとともに再発防止に努めるとしています。

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