オープンカフェどうする 宇都宮のオリオン通り関係者が意見交換

「宇都宮まちなかオープンカフェ事業」などについて話し合った意見交換会

 オリオン通り商店会と宇都宮まちづくり推進機構、宇都宮市などは2月24日、中心市街地活性化に関する意見交換会を同市江野町のオリオンACぷらざで開いた。

 同商店会を構成する2商店街組合の理事ら21人が出席。2017年に始まり、オリオン通りに憩いの場を設ける「宇都宮まちなかオープンカフェ事業」が議題となった。

 同事業について、出席者からは「実施要領で休憩場所と定められているが、実態は店舗が囲い込んでいる。一時中断し、見直す必要があるのでは」「外で酒を飲むと気持ちが大きくなり、もめ事を起こす原因になっている」といった意見が上がった。

 また、治安対策として「民間の警備会社などに委託し、夜間巡回してもらうことを検討してほしい」との要望が出され、今後も連携しながら協議を継続していくことを確認した。

 オリオン通りでは近年、居酒屋やガールズバー、コンセプトカフェなどが急増し、治安対策が課題となっている。同10日には宇都宮中央署を交えた意見交換会が開かれた。

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