旭化成ホームズ、豪州子会社通じて住宅会社買収=新エリア・ビクトリア州に進出

旭化成ホームズ(東京都千代田区、川畑文俊社長)は20日、豪州子会社を通じてビクトリア州で住宅建設請負施工を展開する住宅会社を買収したと発表した。

ビクトリア州は豪州戸建市場の約3割を占める最大市場で、人口増加や豊富な宅地供給などにより、今後も継続的な住宅需要が見込めるエリアという。

買収による連結業績に与える影響は「軽微」としており、現時点では小ぶりの企業との位置付け。

同社は国内で培った工業化住宅のノウハウを生かすとともに、他の豪州子会社との連携を強化することで、買収会社の成長を見込む。

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