【J1横浜FC】DF岩武克弥、4日の鹿島戦へ意気込み 「エキサイティングな試合したい」 ゲームを左右するのは

鹿島戦に向け意気込みを語る横浜FCの岩武

 J1横浜FCのDF岩武克弥(26)が3日、オンライン取材に応じ、今季初勝利が懸かる鹿島戦(4日午後2時・ニッパツ)に向け「勝つことはもちろんだけど、見ていてエキサイティングな試合、勇気や希望を与えられるようなプレーがしたい」と意気込みを語った。

 前節の湘南戦でDFガブリエウの負傷退場を受けての今季初出場となったが、「周りの選手が声を掛けてくれて思ったよりスムーズに入れた」と上々の感触。チームとしても「名古屋戦は相手よりボールを持てていたし、湘南戦も後半戦はうちの方が走れていた」と手応えを口にした。

 鹿島との対戦成績は2020、21年ともに1勝1敗で、「2年前はアウエーで勝つことができている。相手の土俵に乗らないことが大事」と岩武。四方田監督はFW鈴木優磨を警戒した上で「球際の強いチーム。個で打開できる選手が多いのでいかにコンパクトに守っていけるか」とゲームを左右する要点を語った。

 ガブリエウにアクシデントがあっただけに、浦和時代を含め過去3季J1を経験したDFに寄せられる期待は大きい。岩武は「強度の高さは分かっている。前からプレスを掛けたり、取られた後の守備で速く取り返したりとチーム全体でしっかり守りたい」と力を込めた。

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