尖沙咀で建設中の高層ビルで大火災

尖沙咀で3月2日午後11時ごろ、大規模な火災が発生した。同日の香港メディアによると、火災現場は尖沙咀中間道11号で建設中のビルの高層ビル。警察は数十件の通報を受け、香港島からも火災が目撃された。消防隊が現場に駆けつけ、11時37分に3級火災に指定した後、3日午前1時46分に4級火災に引き上げた。火は勢いが強く高層階から低層階にまで回り、周囲の国際電訊大厦、遠東大厦、シェラトンホテル、重慶大厦など、少なくとも4棟のビルに影響が及んでいる。火災が発生したビルの前身は「海員之家(マリナーズクラブ)」で、帝国集団が2018年に再開発プロジェクトを落札し、42階建ての複合ビルに改築していた。低層階はマリナーズクラブ、9~42階はホテルとなり、ホテルはフォーシーズンズホテルグループが運営する。来年の稼働を予定していた。

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