西村優菜は“びっくり”なトリ発進も意地のイーブンに「合格点」

トリ発進も気持ちを切り替え、イーブンパーに戻してラウンドを終えた西村優菜(撮影/中野義昌)

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 2日目(3日)◇琉球GC(沖縄県)◇6560yd(パー72)

スタートホールの10番。右に飛び出したティショットに西村優菜の目は“点”になった。「OBはあんまり記憶にない。びっくりしました。めっちゃ恥ずかしかった」と苦笑いを浮かべた。

出だしで痛恨のトリプルボギーとしたが、すぐに気持ちを切り替えた。「ちょっとショックだったけど、周りも伸びているので、とにかく戻さないといけない」。15番は150ydから6Iで4mにつけてバーディ。続く16番(パー3)もバーディを奪い、前半でイーブンに戻した。

ショットには少し不安を抱える(撮影/中野義昌)

今週は新たにキャロウェイ「パラダイム トリプルダイヤモンドS ドライバー」を投入。「飛距離は出ている」としながらも、この日のフェアウェイキープ率は57%(8/14)にとどまった。そのなかで2番ホール以降に盛り返し、5バーディ、2ボギー1トリプルボギーの「72」。通算1アンダー17位に後退はしたが「ショットは良くなかったけど、その中でチャンスを待ちながらプレーした。オーバーパーで終わってないので合格点をあげることができる」と振り返った。

3週後には米女子ツアー「LPGAドライブオン選手権」(3月23日~アリゾナ州・スーパースティションマウンテンGC)も控えているだけに、弾みをつける結果を残して渡米を迎えたい。(沖縄県南城市/玉木充)

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