2ホール連続チャンス逃しに顔しかめるも… 笹生優花が日本勢トップの2位発進

12番は一筋左!惜しいパットが続いた後半(撮影/村上航)

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 初日(2日)◇セントーサGC(シンガポール)◇6749yd(パー72)

笹生優花が日本勢最上位の2位で今季3戦目をスタートした。「安定していたと思います」と振り返った初日のゴルフは、背筋を伸ばして歩く姿からもコンディションの良さがうかがえる。ボギーなしの5バーディ「67」をマークして、スコアボードを上っていった。

ショットが良さそう(撮影/村上航)

前半はパーオン率8割を超えたショットを武器に4バーディを量産。6番(パー4)は2打目を1mにつけて3つ目のバーディ、8番(パー5)は3打目を1m弱に乗せて通算4アンダー、ここで単独首位に躍り出た。

ディランキャディと楽しそう(撮影/村上航)

後半も11、12番とチャンスにつけたが、2ホール続けて左に一筋逸れて決まらない。キャディにパターを渡しながら少し顔をしかめた後、「全部が全部、入るわけじゃない」と次のティに立つ前には気持ちを切り替えた。16番(パー5)でロングパットを決め切り、5つ目のバーディとした。

グリーンを外したのは3ホールだけ(撮影/村上航)

今季米ツアーで3試合連続のトップ10発進。「いつも通りにやることをしっかりやって、あしたも頑張りたい」と着実なプレーを重ねていく。(シンガポール・セントーサ島/谷口愛純)

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン