大規模買収事件 安芸太田町議に有罪判決 公民権停止へ 広島

河井克行元法務大臣から現金を受け取ったとして公職選挙法違反の罪に問われた安芸太田町議の裁判で、広島地裁は有罪判決を言い渡しました。

安芸太田町議の矢立 孝彦被告(69)は河井案里元参議院議員への投票とりまとめなどの報酬として克行氏から現金20万円を受け取った罪に問われています。

3日の裁判で広島地裁は「消極的であるにせよ克行氏が現金を供与してきた趣旨を受け入れた」などとして受け取った20万円の没収に加えて罰金10万円を言い渡しました。

矢立孝彦被告「冤罪ですよ冤罪。判決自体が想定外の判決、激しく動揺している」

5年間の公民権停止となり町議の職を失うというこの判決をうけ矢立被告は判決文を精査するなどして今後について判断したいとしています。

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