卒業式シーズンを迎えています。広島市で2年前に開校した大手専門学校でも初めての大規模な卒業式があり、学生たちが学び舎を巣立っていきました。
卒業式があったのは、広島市にある大原ビジネス公務員専門学校 広島校と広島情報ITクリエイター専門学校です。
全国に専門学校を展開する学校法人「大原学園」が、2021年4月に中国地方では岡山に次いで設置した学校です。
1年制コースの小規模な卒業式は去年もありましたが、ことしは開校当時から学んだ1期生たちも出席する初めての大規模な卒業式となりました。
コロナ禍で入学した学生たちは、当初はリモート授業中心でしたが、徐々に分散登校が始まったため、同級生と顔を合わせながら資格取得や学校行事に励んだといいます。
卒業生（20）／4月から市役所勤務
「リモートとかあって大変だったけど、リモートのときでも基礎を学んだので合格できたのかなと思って」
卒業生（20）／航空自衛隊勤務
「仕事内容も新しいことばかりなので、いち早く学んで活動したい」
卒業生（21）／医療事務
「患者さんからもたくさん話しかけられる明るい受付になりたいです」
西村幸夫 校長は、「コロナ禍で制約があっても笑顔で登校してくれて本当にうれしかった。校訓である ”感奮興起” の精神で、感動し行動して道を切り開いてください」と祝いの言葉を贈りました。
卒業生代表は、「リモート授業で不安な時期もあったが、ともに乗り越えた仲間との友情はこれからも変わらない」とこたえていました。
卒業生の多くは4月から社会人としてそれぞれの新生活をスタートさせます。
