きょうから3月、卒業式のシーズンです。広島県内にある公立高校では、一部の学校で卒業式が開かれました。国の方針を受けて生徒はマスクを外しての出席が認められる中での開催となりました。
1日は、県内にある2つの公立高校で卒業式がありました。県立高校の再編で、来年の3月で閉校となる広島市の県立安芸高校でも79人の卒業生が式に出席しました。
学校では国の方針に従い、卒業式では「生徒はマスクを外すことを基本とするが、最終的には本人に任せる」としていましたが、全員がマスクを着けて式にのぞんでいました。
卒業生たち
「マスクはつけときます。ずっとつけていたので外すのが恥ずかしい…」
「マスクはみんなつけておこうという人が多いと思う。外すのが恥ずかしい気持ちと、コロナがまだおさまってないからという気持ちがあると思う」
卒業生は、コロナ禍で入学直後に臨時休校になったり、行事がなくなったりで制限を強いられた学校生活でした。
枝長芳生 校長は、「感染対策の日々でしたが、その中で懸命に学び、確実に大きく成長しました」と卒業生たちに祝いの言葉を送っていました。
