患者の移動をスムーズにし負担軽減へ 岡山大学病院が「外来手術センター」を6日から運用開始

岡山市の岡山大学病院に新たに外来手術センターが開設され、来週から運用が始まります。

岡山大学病院が3月6日から歯学部棟に開設する「外来手術センター」は、手術室への移動距離を短縮し、外来手術患者の負担などを減らそうと設置されました。

眼科や整形外科など、9つの診療科の日帰り手術を中心に行います。センターには3つの手術室があり、生体モニターや手術器具などを配備しています。

そのほか、術前の説明を行うインフォームドコンセント室、術後のリカバリー室も整備されています。

また、10人前後の看護師が常駐し、患者のケアを担当します。

岡山大学病院の外来手術では、眼科の患者が特に多く、積極的にセンターを活用したいとしています。

(岡山大学病院/増山寿 手術部長)
「外来手術がスムーズにできることは、患者さんにとっては大きなメリットだと思います。手術枠が増え、もっと大きな手術等も含めてニーズに応えることができる」

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