元世界1位と同組に「燃える」 畑岡がジンヨンとの5打差に感じる緊張感

豪華2ショット 話題はなんでしょう(撮影/村上航)

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 3日目(4日)◇セントーサGC(シンガポール)◇6749yd(パー72)

首位と2打差から出た畑岡奈紗は5バーディ、3ボギーの「70」で第3ラウンドを終えた。この日は元世界ランク1位のコ・ジンヨン、ネリー・コルダとのグループ。「普段より燃えるというか、負けないように」と2人を追いかけた。

前半で首位と1打差まで迫った(撮影/村上航)

降雨中断を挟むまでの前半アウトは、3つ伸ばして首位ジンヨンに1打差まで迫った。1番で2m弱につけてバーディ発進。4番(パー3)はティショットをこぼしてボギーとしたが、雨風の強まった5番(パー5)で再びチャンスに着けてバーディ、ロングパットをねじ込んだ7番から2連続バーディで通算10アンダーまで伸ばした。

中断明けの後半は、10番から連続ボギーで後退。13番(パー5)で1つ獲り返して通算9アンダーとしたが、ジンヨンは後半3バーディを奪って通算14アンダーでフィニッシュ。「特に11番(のチャンス)は2mちょっとだったので、そこは決めたかった。なかなかジンヨンのペースについていけなった」と悔しいバックナインを振り返った。

中断明けの後半はちょっと悔しい(撮影/村上航)

ジンヨンは単独首位、コルダは2打差2位につけた。最終日もまた、5打差、3打差となった2人を追いかける。「普通の5打差というより、ジンヨンの存在はすごく大きい」と緊張感はいつも以上に感じる。2022年「DIOインプラントLAオープン」以来となる米ツアー通算7勝目に向けて、「明日はどうなるかわからないので、頑張りたい」と、明日は2組後ろの最終組に食らいつく。(シンガポール・セントーサ島/谷口愛純)

注目組にギャラリーも目が離せない(撮影/村上航)

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