断トツに多い3月の株主優待銘柄、年300以上取得するペリカンが本当に満足した銘柄とは?

3月といえば、株主優待を実施する企業が1年の中でも断トツで800社にものぼる、株主優待好きには待ちに待った“優待祭り”の月。

長年、株主優待投資をしている筆者も毎年この時期は、限りある資金と絶対に欲しい銘柄、既に保有している銘柄など、どうやって優待パズルを完成させようか悩んでいます。今回紹介する3選は、筆者にとって絶対に外せない銘柄ですので、よければ参考にしてみてください。


ヨシックスホールディングス(3221)

ヨシックスホールディングスは大手居酒屋チェーンで、2023年1月時点の総店舗数は326店舗。関東・中部・関西・山陽・四国・九州エリアで本格職人握り寿司居酒屋「や台ずし」や、全品280円均一価格居酒屋「ニパチ」などを運営しています。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A.3月末日及び9月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.保有株数に応じてお食事券及びお食事割引券が贈呈されます。

画像:ヨシックスHD株主優待券(筆者撮影)

画像:や台ずしの上手巻き寿司セット(筆者撮影)

ヨシックスホールディングスの株主優待の特徴は、20%の割引券と食事券が併用できる点です。ですから100株でもらえる3,000円分(年間6,000円)でもかなりお得に食事ができる印象です。

エディオン(2730)

エディオンは国内3位の大手家電量販店。大型店は「エディオン」を全国、北海道・北陸地方は「100満ボルト」、大型店の展開エリア近郊は小型フランチャイズ店舗を展開しています。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A.3月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.保有株数、継続保有期間に応じて株主優待ギフトカードが贈呈されます。

※画像:100株1年超保有のエディオン株主優待ギフトカード(筆者撮影)

名古屋銀行(8522)

名古屋銀行は愛知県が地盤の第二地方銀行です。以前は300株以上保有かつ1年以上保有が条件だった株主優待品が、2022年3月期より100株からもらえるようになりました。しかも、保有期間の縛りもなくなり、大きくハードルが下がったことも特徴です。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A.3月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.保有株数に応じて地元特産品を掲載したギフトカタログが贈呈されます。

※画像:3,000円相当のカタログギフトで選択した地元特産品(筆者撮影)


今回は3月権利銘柄ということもあり、実に800社の株主優待から選定しました。選んだ理由は株主優待だけではなく配当金もあること、そして筆者が実際に保有していて株主優待内容に本当に満足したベスト3を紹介しました。株式投資や株主優待に興味がある方は、参考にしていただければ幸いです。

※本記事に掲載している情報は2023年2月末日時点のものです。
※株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のホームページ等をご確認ください。
※本特集は個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。

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