こんにちは!アウトドア系YoutuberのFUKUです。今回は新しい可能性を感じられる、面白い機能を搭載したキャンプギアを5つご紹介します。今までの定番ギアより攻めているアイテムを集めました。最後にまとめて屋外で使ってみますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1)ペグ打ちも薪割りもできる『ペグハンマー手斧』
まずはこちら。『ペグハンマー手斧』というアイテム。お値段は6,988円。これは銅のハンマーヘッドを搭載した、小型の手斧です。
ペグの部分はネジになっていて、取り外せるようになっています。
ここだけでなく、持ち手の下の部分にも取り付けられるみたい。
本体はステンレス製でハンマーヘッドは銅、ハンドル部分はアルミ合金。全体的にはコンパクトな造りです。見たところペグ抜きがないのが気になるくらいかな。
カバーを外してみましょう。さらにプラスチックカバーも付いていました。
刃の切れ味は良さそうなので、フェザーを作ることもできそうです。
工具感のあるデザインで、穴でネジを締めたりもできそう。あとで使ってみましょう。
2)圧倒的に腰がラク!ロゴスの『ラグジュアリーチェア』
続いてはこちら。ロゴスの『ラグジュアリーチェア』。5,999円で購入しました。座ってみたら衝撃を受けて、一目惚れして買ってしまった椅子です。
見ればわかりますが、とても大きいんですよ。重量3.8㎏と全然軽くない。頭まで預けられるほどの高さもないし、リクライニング機能も付いていません。生地はテスリンメッシュという通気性が良くて硬くて丈夫な生地です。
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一見良さそうな感じはしませんが、座面に深く座って体を預けると、硬めのメッシュ生地がしっかり腰を支えてくれるんですよ。この座った時の姿勢が私には良すぎて、しばらく座ってしまいました。
これはまじかと思って、似たような座面高のハイチェアに次々と座って比べてみたんです。そしたらダントツにこの椅子は腰がラクだということを確信しました。これは圧倒的に腰がラクという点に特化した、一点突破型の椅子なんです。
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ただ私の好みなので、合う合わないはあると思います。もし腰痛があって、腰に優しい椅子が欲しいという方がいたら、できればアウトドア用品店で座り比べてみてほしいです。私は軽くてコンパクトなキャンプ道具が好きですが、これは重くてデカいんですよ。でもそのデメリットを上回るほどの座り心地の良さだったので、お気に入りの一脚になりました。
3)コンパクトなのに広く使えて便利!『折り畳み式メッシュテーブル』
続いてはこちら。『折り畳み式メッシュテーブル』です。お値段は5,999円。よくある金属製のブラックのメッシュテーブルですね。これだけだと珍しくないし、やや高めのお値段ですが、サイドにサブテーブルを搭載したメッシュテーブルなんです。
組み立ててみましょう。脚を立てて、金具を4か所固定します。両サイドのテーブルも起こして固定します。
本来は横幅63.5cm、奥行きは42cm、高さ29cmのコンパクトなテーブル。ですが、両サイドに20cm×33cmくらいのサブテーブルがあることで、置ける面積が一気に増えます。
サブテーブルにすぐ使わないものなどを置いておいても、メインテーブルの上は全部空いています。これはかなり使い勝手がいいんじゃないでしょうか。
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メインテーブルの他にサブテーブルを持って行けば同じようなものですが、一つにまとまっているのがいいですよね。
あとはサブテーブルに細々した物を置いても、トレーみたいに外側が囲まれているので、簡単に落ちることはありません。すべて金属製なので、もちろん熱い鍋なども置けます。メインテーブルを別で用意して、キッチンテーブルとして使ってもいいかもしれませんね。これまでありそうでなかったテーブルです。
4)本格的な焼き芋が手軽に作れる!『焼き芋プレート』
続いてはこちら。『焼き芋プレート』です。3,980円で購入しました。ホットサンドメーカーより少し大きいくらいかなと思ったら、でかい。
こんな感じで分解できるようになっています。
大きさはホットサンドメーカーが2個横につながっている物と同じくらい。凹凸があって、食材がくっついて焦げ付かないようになっています。面白い形ですね。
結構大きいし重たいけど、これで本当においしい焼き芋が焼けるのでしょうか。ガス専用なので、家でも焼き芋が作れるし、外でもカセットコンロやバーナーを使って作れます。あとで実際に試してみましょう。
5)効率よく空気を循環できる『吊り下げ携帯型小型ファン』
続いてはこちら。『吊り下げ携帯型小型ファン』。4,515円です。羽の部分を外せるので、少しコンパクトにできます。
ボタンを長押しすると回り始めます。
カラビナも付いているので、テントの上に付けておけば扇風機になるんですよね。見て分かる通りカバーはないので、危ないところがデメリット。お子さんとキャンプに行く場合は使わない方がいいかもしれません。
ただ一度キャンプで使ってみましたが、空気の循環能力は高いと思います。バッテリー内蔵の9,000mAhで、25時間持つのだそう。音は結構静かです。重さも300g台とそこまで重くありません。
風力は3段階に切り替えられます。基本的に弱で充分だと思いますが、夏など涼みたい時は強くしてもいいかも。またシェルター内で暖房器具を使っていると暖かい空気が上に行くので、これを使うことで上から下に効率よく空気を循環させられます。
リモコンも付いています。本体だけでも問題ないですが、指が当たってしまう可能性もあるので、心配な人はリモコンを使うといいですね。カバーがなくて危ないというデメリットはありますがそれを上回るくらい風力は強いです。
5つのキャンプギアをレビュー!
それではこれまで使ったものを外で使ってみましょう。
『ペグハンマー手斧』
まずはハンマーから。40㎝ほどの長いペグを打ち込んでみます。
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思ったより悪くない。ペグハンマーとして普通に使えますね。木製ハンドルや握りやすく加工されたものと比べると、グリップは少し滑りやすいかなと思います。銅ヘッドなので、打ち込んだ時の衝撃が和らいで良い感じですね。
これを使ってテントを立てましたが、普通のハンマーと比べても違和感なく使えました。ヘッドも大きくてほどよい重さがあるので良いですね。
斧も試してみましょう。銅ヘッドが引っ掛かってしまうので、斧として使う時は外さないといけません。だから下にネジが付いていたんですね。
コンパクトな手斧としては使えますが、太い薪だと厳しいです。
《ポイントまとめ》
- 銅のハンマーヘッドが付いた小型の手斧
- 工具感のあるデザイン
- ペグハンマーとして問題なく使える
- 斧は細い薪には使えるが、太い薪は難しい
『吊り下げ携帯型小型ファン』
続いてテントの天井に小型ファンを吊り下げてみました。静かに回ってくれて、かなり空気が循環しているのを感じます。テントの大きさによって強さを変えると良いですね。冬キャンプでも便利に使えるアイテムだと思いました。
《ポイントまとめ》
- テントの上に吊り下げられる小型のファン
- カバーがないので手などが当たらないように注意
- 9,000mAhで25時間持続
- 空気の循環能力が高いが、音は静か
- 風力は3段階に切り替え可能でリモコン付き
- 冬は暖房器具を使用している時の空気の循環に使える
『ラグジュアリーチェア』
次はロゴスのラグジュアリーチェアです。よくある収束タイプなので広げるだけ。座面が広くて奥行きも結構あります。シートは厚みはあるけど伸びない生地で、体重をしっかり支えてくれます。
この背もたれの角度がいいんですよね。このシートが腰をぐっと支えてくれるんですよ。それがなめらかな角度で伸びています。
座ってみましょう。
深く座れて、腰から背中までしっかり支えてくれる感じ。伝わるでしょうか。
別の椅子に座ってみます。そんなに悪くはないですが、ロゴスのラグジュアリーチェアは全然違うんですよ。長く座っても全然疲れません。
私にとっては座り心地にほとんど不満はない椅子です。これが頭まで支えられるハイバックになったり、リクライニングが付いたりしたらすごい椅子になるんじゃないでしょうか。座り心地のいい椅子と言ってもいろいろありますが、これはとにかく腰がラクな椅子でした。
《ポイントまとめ》
- 圧倒的に腰がラクに座れるハイチェア
- 腰に優しい椅子を探している人におすすめ
- 大きくて重いので車で行くキャンプ向き
- 通気性が良く硬くて丈夫な生地
- 収束式で展開・撤収もカンタン
『折り畳み式メッシュテーブル』
次は折り畳み式メッシュテーブルを使ってみます。細々した物をサイドテーブルに置いておけば、食器やカトラリーなどを使いたい時にすぐ使えるし、アルストやコーヒーアイテムを置いておけば、これもすぐ使えます。でもテーブルの上は広く空いているので、やっぱり便利。大きさも重さもそこまでないので、車でいくキャンプなら負担にならないですし、結構気に入っています。
《ポイントまとめ》
- サイドにサブテーブルが付いた金属製のメッシュテーブル
- サブテーブルがあることで置ける面積が広がる
- サブテーブルにあとで使いたい物を置いておけばすぐ使える
- サブテーブルはトレー型になっているため、細かい物も落ちにくい
『焼き芋プレート』
最後に焼き芋プレートを使ってみましょう。よくスーパーで売っているサイズの焼き芋は余裕で入りました。
水でよく洗って中火で片面15分ずつ焼きます。お好みで火を止めた後5分ほど蒸らすとさらにしっとり焼き上がるそうです。
見た目はちゃんと焼き芋です。しっかり火が通っているのか確かめてみましょう。
うわ~、すごくおいしそうに焼けてますよ。ホクホクで甘くて美味しい!この焼き芋プレートは思ったよりクオリティの高い焼き芋が作れました。
焚き火があればアルミホイルに包んで焼き芋はできますが、これはまた違った楽しさがありますね。ホットサンドメーカーのような感覚で本格的に芋が焼けます。今回はガスバーナーでしたが、ストーブの上でもできそうですし、おこもりキャンプでも楽しく使えそうなアイテムだと思いました。
《ポイントまとめ》
- 焼き芋を作るためのホットサンドメーカーのようなアイテム
- 本格的な焼き芋がカンタンに作れる
- ガス専用のため、キャンプだけでなく家でも焼き芋を作れる
- ストーブの上で焼けば、冬のおこもりキャンプでも楽しめそう
面白い機能のキャンプギアをつかってもっとキャンプを楽しもう!
今回は特徴的な機能に特化して作られたアイテムを5つご紹介しました。メーカーさんの工夫でこういう面白いアイテムが生まれていますが、その中で需要が高くなったものはこれからの主要アイテムになっていくかもしれません。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。