きょう6日(月)は関東とその他の地域で異なる予報となりそうだ。関東は、通勤通学の時間帯に雨が降る地域が多そうだ。一方、関東以外の地域では、朝からよく晴れて天気が崩れる心配はない。日差しと共に気温も上がる見込みだ。今週はこの春の暖かさが続いて、一気に季節の進みを感じられそうだ。

関東　朝は雨だが天気回復　折り畳み傘がおすすめ

　関東は、低気圧の影響で通勤通学の時間帯に雨が降る所が多い。その後、次第に雨の範囲は狭くなり、昼過ぎにはほとんどの地域で雨が上がりそうだ。おかえりの頃には日が差す地域も多い為、お出かけの際は折りたたみの雨具がおすすめだ。
　最高気温は午前中の日差しが少ない分、他の地域よりも低く、平年並みの所が多い。東京は13℃ときのうと同じくらいの予想だ。

関東以外の地域　安定した晴れ　春の陽気に

　関東以外の地域では、高気圧に覆われるため安定して晴れる。雨の心配はなく、安心して洗濯物が干せそうだ。
　気温も日差しと共に上昇し、東海から九州で17℃前後の予想。札幌や盛岡では4月並みの陽気となりそうだ。

　過ごしやすくなる一方で、花粉は多く飛散する見込みなので、対策を徹底してほしい。また、北日本や北陸など積雪が多い地域では、雪解けによってなだれが発生しやすくなっているので注意が必要だ。

早くも本格的な春へ　季節の進みを感じる1週間に

　今週は、上空の気温が平年よりも大幅に高い影響で、この時季としては暖かい日が続く。
　あす以降は、ほとんどの地域で4月並みの気温の予想だ。天気も8日(水)～9日(木)にかけて雨雲が通る以外は、晴れる日が多い。さくらの蕾も。今年は、例年よりも一足早く、本格的な春の訪れを感じられるかもしれない。

（気象予報士・森戸美唯）