JR駅構内の枕木から煙…その後の調査で「水蒸気」と確認 運休や遅れで3380人に影響=静岡・島田市

3月6日朝、静岡県島田市のJR東海道線島田駅構内で、枕木から煙が出ているのが確認されました。その後の調査で煙は「水蒸気」と確認されましたが、安全確認のため運休や遅れで約3380人に影響が出ました。

3月6日午前8時40分頃、JR東海道線の島田駅構内で枕木から煙が出ているのを駅の係員が見つけました。

消防による現場検証や線路の安全確認のため、JR東海は上下計4本を全区間運休、上下計9本を部分運休としました。ほかにも上下計10本で最大46分の遅れが生じました。運休などによる影響は、約3380人に及びました。

JR東海によりますと、発煙の原因は水分を多く含んだ枕木周囲から発生した水蒸気でした。

調査した静岡市消防局島田消防署によりますと、5日夜の雨で濡れた部分に日が当たり蒸発したと分析。JR東海は施設内で発煙を確認したためで、「安全確認のための通常の対応」としています。

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