スーパーGT岡山公式テストのエントリーリスト更新。GT500の2名のドライバーが不参加

 3月6日付けで、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、3月11〜12日に岡山県の岡山国際サーキットで開催されるスーパーGT公式テストのエントリーリストの最新版をホームページに掲載した。メーカーテストでクラッシュを喫したENEOS X PRIME GR Supraの山下健太、Modulo NSX-GTの太田格之進のエントリーが取り消されている。

 シーズン最初の公式テストとなる岡山公式テストに向けては、2月27日にGTアソシエイションからエントリーリストが出され、その後3月2日、さらに6日に更新された。

 今回変更されたのは、GT500クラスのENEOS X PRIME GR SupraとModulo NSX-GT。ENEOS X PRIME GR Supraは1月24日に行われたメーカーテストでクラッシュを喫したが、負傷した山下がチームからの発表どおり参加が取り消され、大嶋和也がひとりでドライブする。

 大嶋は3月2〜3日のメーカーテストの後4〜5日はスーパーフォーミュラ鈴鹿ファン感謝デー、6〜7日はSF鈴鹿合同テストをこなしており、岡山公式テストの翌週はスーパー耐久、25〜26日は富士公式テストと、3月はかなりハードになりそうだ。既報のとおり山下は鈴鹿合同テストに帯同しており、こちらも開幕に照準を合わせ回復に努めている。

 一方3月3日のメーカーテストでクラッシュしたModulo NSX-GTの太田格之進は、こちらもファン感謝デー、SF鈴鹿合同テストに帯同しており元気な姿をみせているものの、身体へのダメージがまったくなかったわけではないようで、大事を取って開幕への回復を目指し、岡山公式テストはエントリーしないことになった。Modulo NSX-GTも伊沢拓也がひとりでドライブすることになる。

1月24日の鈴鹿メーカーテストでクラッシュしたTGR TEAM ENEOS ROOKIEの14号車

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