田中碧も着る?デュッセルドルフ、伝説選手を称える「超シンプルなユニフォーム」発表

ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフとキットサプライヤーのadidasは5日、2022-23シーズンの特別ユニフォームを発表した。

1部昇格に向けて現在5位と好調な今季のデュッセルドルフには、日本代表MF田中碧、アペルカンプ真大、内野貴史らが所属している。

Fortuna Düsseldorf 2022-23 adidas Special Edition

非常にレトロなデザインの特別ユニフォームは、クラブ(そしてドイツ代表)のレジェンドであるパウル・ハネスに敬意を表したもの。ハネスはブンデスリーガ発足前のドイツ選手権優勝(1932-33シーズン)メンバーの一人。デュッセルドルフで一時代を築き、クラブの歴史上で最も偉大な選手を称えられている。

1987年に死去したハネスは今年の3月11日で生誕111周年を迎えることから、レジェンドを称えるために今回の特別ユニフォームが作られた。一般販売用のキットはレトロな郵便小包のようなデザインの特別ボックスに収納されている。

このユニフォーム姿の人物がレジェンドのハネス。今回の特別ユニフォームは彼が活躍した1930年代、40年代のキットデザインをイメージしたものだ。

通常の胸スポンサーロゴ「Henkel」は左胸に位置を変え、シャツと同系色で控え目に。代わりに胸の中央には昔と同じように、当時のクラブロゴ「F」マークを配する。レジェンドが着たユニフォームに可能な限り近づけたデザインである。

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この特別ユニフォームは、ハネスの誕生日にあたる11日のハイデンハイム戦で選手が着用予定。なお、ユニフォームはクラブ公式オンラインストアにて購入が可能だ。

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