8日(水)の天気 春本番の陽気続き昼間は広く20℃超の暖かさ 乾燥や花粉の対策を万全に

 きょう8日(水)は、全国的に晴れる見込み。午後になると、北海道で雨の降る所があるが、その他は、天気の崩れはなく、空気の乾燥が続く見込み。季節先取りの暖かさも続き、5月並みの陽気となる所もありそうだ。

南高北低 広く晴れて気温上昇

 日本付近は、南に高気圧、北に低気圧、南高北低の気圧配置が続く見込み。きょうも全国的に、朝から青空が広がりそうだ。日中以降も、広く晴れの天気が続き、高気圧から低気圧に向かって、暖かな空気が流れ込むため、気温が上昇する見通し。積雪の多い地域では、雪解けが進むため、なだれや屋根からの落雪などに注意が必要となる。
また、北海道は午後、一時的に雨の降る所がある見込み。

春の3K(気温差・乾燥・花粉)に注意

 最高気温は、北海道できのうより低い所が多いが、その他は、きのう以上に暖かくなり、東北南部から西の地域では、20℃を超える所が多くなりそうだ。福岡・名古屋・東京・仙台は21℃の予想で、いずれも今年に入って一番の暖かさ、仙台は5月下旬並み初夏の陽気となる見込み。朝は、まだ厚手の上着が必要な冷え込みの所が多く、朝と昼の気温差が15℃以上という所もあるため、脱ぎ着しやすい重ね着で気温差に対応してほしい。

 また、東北から西の広い範囲で空気の乾燥が続くため、火の取り扱いに注意が必要だ。洗濯日和となり、衣替えもはかどるが、花粉の大量飛散も続くため、花粉症の方は、洗濯の外干しを控えるなど、万全な対策が必要となる。

木金は不安定な所も 週末まで暖かさは続く

 あす9日(木)は、西日本と北日本を中心に、10日(金)は東日本でも傘の出番となる所がありそうだ。大気の状態が不安定になり、雷を伴って、一時的に雨脚の強まる所もある見込み。
 季節先取りの暖かさは、週末にかけて続き、関東から西では最高気温が20℃を超える所が多くなりそうだ。東京は、あすが今週の暖かさのピークで予想最高気温22℃、5月上旬並みの陽気となる見込み。

(気象予報士・海老原美代子)

© 株式会社ウェザーマップ