今日は3月8日。ということで、MFが背負うことが多い背番号8を着けたFWをあらためて取り上げてみる。
古橋亨梧
セルティックの得点源としてゴールを量産する日本人エースFW。
FC岐阜とヴィッセル神戸では11番、16番を背負っていてたが、スコットランドでは8番を背負っている。
セルティックのレジェンドであるスコット・ブラウンが長年背負った番号であることに敬意を払いつつ、Jリーグで薫陶を受けたアンドレス・イニエスタが好んできた番号であることも意識しているようだ。
ルカ・ヨヴィッチ
フランクフルトで突如大ブレイクし、レアル・マドリーに引き抜かれたセルビア人アタッカー。ゴールを量産したドイツでは背番号8で大暴れした。
レアルでは18番を与えられることになったが、加入時には「背番号がプレーするわけはない。(何番でも)問題ない」とコメント。
今季からプレーするフィオレンティーナでは7番をつけている。
ウェイン・ルーニー
マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表で歴史的な得点数を記録した元ワンダーキッド。
エヴァートンから加入したユナイテッドでは加入から3シーズンに渡って8番を着用した。ルート・ファンニステルローイが退団した後、背番号を10に変更している。
アドリアーノ
中田英寿ともプレーしたブラジルの怪物ストライカー。
ヒデも着けたローマの8番を2010-11シーズンに背負ったものの、出場はわずか8試合に終わっている。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
41歳になった現在もミランで存在感を放つレジェンドFW。
ユヴェントスから移籍したインテルでは、8番を背負った。なみに、当時の9番はフリオ・クルス。
バルセロナに移籍することになる2009年のプレシーズンには幻の10番をつけている。
ヤン・コレル
チェコ代表として暴れた2メートルを超える巨漢FW。
代表ではミラン・バロシュ、クラブではトマーシュ・ロシツキーとホットラインを形成した。
アンデルレヒトでも8番だった彼はドルトムント1年目に同じ番号を着用。2年目から9番に変更している。
アンディ・キャロル
リヴァプールでは失格の烙印を押されてしまった大型ストライカー。
ウェストハム加入1年目に背負ったのは、8番だった。ちなみに、当時9番だったのはカールトン・コール。
英2部レディングでプレーする現在の背番号はなんと2番。ちょうど娘さんの2歳の誕生日だったというのが理由だ。
田中順也
日本人離れした豪快な左足を武器に暴れたレフティアタッカー。
ポルトガルの名門スポルティングに在籍した2年目に8番をつけた。また、日本代表戦でもこの番号を背負ったことがある。
35歳になった現在はFC岐阜に所属しており、背番号は18。
ルート・ファンニステルローイ
「ファンバステンの再来」と謳われた、オランダサッカー史に残る名ストライカー。
元々はセンターバックをやっていたが、ユース時代のコーチがFWにコンバートしたという経緯がある。
マンチェスター・ユナイテッドに移籍する前に所属したPSVで8番を背負った。
中村俊輔ともプレーした大型FWヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンクもPSV時代に8番を着用している。
イヴィツァ・オリッチ
クロアチア代表として100試合以上に出場した魂のFW。
抜群のスピードと運動量を誇り、常に全身全霊のプレーで攻守両面に貢献する有用選手だった。
バイエルンでは11番だったが、ハンブルガーSVに復帰した際に8番を背負っている。
イアン・ライト
ティエリ・アンリに抜かれるまでアーセナルのクラブ史上最多得点記録保持者だったイングランド代表FW。
ガナーズでは8番のエースとして185ゴールを記録した。「クリスタル・パレスでは10番だったが、アーセナルではその番号はつけることができなかった」というのが理由だそう。
26歳までトップリーグでプレーしたことなかった苦労人であり、ジェイミー・ヴァーディに抜かれるまでは30歳を超えてからプレミアリーグで決めた得点数が歴代1位を誇った。