横須賀の「元気パン」で「パン祭」 11日、東日本大震災パネル展も

手際よく作業が進むパン製造工場=横須賀市武の「元気パン」(2022年撮影)

 社会福祉法人清光会が運営し、知的障害者らが働く「元気パン」の「パン祭」が11日、神奈川県横須賀市武1丁目の店舗「コネル」などで開かれる。菓子パンや総菜パン5千個を100円(税込み)で販売するほか、地元中学生による演奏や東日本大震災のパネル展示なども行う。

 パンは同じ施設内で製造し、通常は130~200円(税別)で販売している。敷地内の「ドリームゲート」では、午前11時からの市立武山中学校吹奏楽部員による演奏に続き、午後1時から同校リズムダンス部のメンバーが踊りを披露する。

 「記憶を風化させないように」と、12年前の東日本大震災に関連した写真や近況を紹介するパネルを展示。来場者には同震災やトルコ・シリア大地震被災者らへの募金を呼びかける。

 午前10時~午後4時。問い合わせは、元気パン電話046(857)1367。

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